smileline dental clinic world
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日本復興を機に日本全体の将来成長のあり方を考える
2011年4月20日水曜日
今回の大地震や原発事故で見えてきたもの。それは家や家族を失いながらもその苦痛や悲しみを乗り越えながら助けあう人々の姿であり、自分の命の危険が分かっていながらも、多くの人の為に、過酷な状況の中で原発の現場で働く人々の姿であり、高速道路などインフラの驚異的なスピードの復旧であります。これらを一言でまとめると日本には圧倒的な現場力があるといえるのではないでしょうか。一方で政府の対応の遅さや一貫性のなさ、指導力の欠如が対照的にマスコミの餌食となっています。日本という国はトップダウンではなく、現場の人々の組織力、集団力によって機能を発揮することが明らかになってきました。
これからの日本の立て直しに必要な事の中の最も早急に必要なことの一つに人材力の強化が挙げられます。今の日本での人材力は主に初中等教育での影響が大きく、大学での評価は低いというのが現状ではないでしょうか。(近年は初等教育などもゆとり教育の影響で世界のランキングは下がっています。)企業は新卒の人間を採用後に職業訓練と称し、新規採用の人材を育てています。こうなると、大学での教育は何のためにあるのかということに繋がってしまいます。企業もあまり大学での教育に期待をしていないというのが現状なのかもしれません。実際大学生はアルバイトと就職活動で終わると揶揄されることも珍しくありません。日本の大学はよく入るまでが難しく、卒業は簡単といいますが、もっと学生が勉強し、それを卒業後に生かせるシステムを作ってほしいと思います。具体的には、特に最近は特にグローバル化と言葉がもてはやされていますが、グローバルを徹底して目指した語学教育を大学課程でぜひ実現してほしいと思います。また、ハーバード大のマイケルサンデル教授のような生徒主体の討論講義などは生徒の自主的な思考、ディベート力を促す斬新な授業として人気がありますが、このような講義も日本でどんどん生まれてほしいと考えます。
日本の大学がもっと若いリーダーシップ溢れる優秀な人材を育てる機関になれることを楽しみにしています。
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最近でも地震の問題、原発の問題をNHKで討論したサンデル教授。彼の授業は答えを生徒に出させ、生徒全員を巻き込む篤い授業です。どんなコメントにもよいところを見つけ、生徒のやる気を出させていきます。かれはみんなのディスカッションをフォーカスしていくだけですが、最後には生徒みんなが充実感でいっぱいの顔になっています。