歯科医師として1６年、あっという間でしたが、最近思うことは、歯科医師という仕事を選択してよかったなあ、ということです。昨今歯科医院数がコンビニよりも多いと言われて、歯科医師が金儲けをする時代は終焉をむかえ、ワーキングプアが続出しているとマスコミからも揶揄されていますが、私の周りではそのような歯科医師は誰一人としておらず、ほんとうにそのような時代なのかと疑いたくなります。実際経営難で自殺に追い込まれるというよう話も耳にするのですが。しかし、今自分が歯科医院を経営していて思うことは、歯科の仕事は、努力すれば努力するほど報われる仕事であり、日々の成長を実感できるということです。誤解の無いように、これはお金儲けの話ではなく、仕事の内容のことです。大学卒業当時、研修医をやっていて研修医の中でも最も不器用で、仕事も汚く、怒られてばかりでした。しかし、情熱を持って勉強し、努力すれば、それは結果として付いてくると実感できます。歯科医師の先生方で、ご子息に歯科医師なることを勧めますか、というアンケートにほとんどの方が勧めない、と答えるらしいのですが、それは黙っていても患者さんが来られる時代ではないからというお気持ちからでしょうが、逆に言えばそのような先生方は本当に自分の歯科の仕事に誇りと楽しみを見いだしていないのではないか失礼ですが、穿った見方をしてしまいます。

　幸い日本での歯科はまだまだ専門制の分業になっておらず、やろうと思えば矯正から外科治療までいろいろすることができます。確かにある特定の患者さんに限っては大学病院のような専門科で治療をお勧めしていますが、ほとんどの患者さんは歯科医師の努力次第でほとんどカバーが可能です。理想的には専門分野の先生が集まり、開業する歯科の総合病院的なものが理想ですが、まだまだ日本の歯科ではそのよう流れになっていません。しかし、すべての分野を網羅し、治療するやりがいは他の医科などでは味わえない（ドクター孤島などは別です）責任感と充実感であると自負しています。

これから歯科医を目指す方や若い歯科医にこのメッセージが少しでも届きますように。

大分県大分市でインプラント、all on 4 をするならスマイルライン歯科

受付時間　月、木、金、土　１０：００〜１９：００

　　　　　火、日　９：００〜１４：００

tel ０９７−５９２−８８４４

HP  　http://smile-line.jp/