スマイルライン歯科インプラントセンターの世界
スマイルライン歯科インプラントセンターの世界
サイナスリフトインプラント同時埋入に再生医療CGFを応用した症例
2013年5月25日土曜日
昨日はサイナスリフトとインプラントの手術がありましたが、大分市にあるスマイルライン歯科では今話題の再生医療も取り組んでいます。歯科での再生医療の究極は歯の再生ですが、まだそれは実用段階になっていません。現在の歯科医療での再生療法で実用化しているのは血液による応用です。それをCGFといいます。
方法は血液を採取し、それをCGFの機械(遠心分離器)にかけます。すると血液が分離しgrowth factor(再生療法に欠かせない成長因子)が詰まった血小板(フィブリンゲル)を取り出すことができます。それをインプンラント治療の骨移植での再生を促すために人工骨に混ぜると早くインプラントが再生、成功することになるのです。
当院では日々このような最先端医療に取り組み、進化を続けることをモットーにしています。そして歯科の発展や患者さんの喜びに寄与することが日々の診療のモチベーションになっています。
九州の大分県大分市でインプラント、all on 4 (オールオンフォーインプラント)
をするならスマイルライン歯科
受付時間 月、木、金、土 10:00〜19:00
火、日 9:00〜14:00
tel 097−592−8844
左上に2本インプラントを入れる予定のところです。
上顎洞まで3ミリくらいでしょうか?かなり薄いのでサイナスリフトを行うことになりました。
CGFの遠心分離器です
採血をします。(これが一番歯科医師にとっては難しい・・)
分離器にかけると血液がこのような色に分かれます
黄色いところが血小板の一番成長因子がかたまった部分です。
繊維質も多いのでそのまま膜としても使えます
左上のオペ前
頬側のウィンドウボーンを削ったところ
シュナイダー膜をきれいにはく離した写真。ここが腕のみせどころです。
7番相当部は隔壁もありはく離しにくい状態でしたがなんとか破れずできました
先ほどのCGFです
今回は3本血液を採取しました
サイナスを挙上し、インプラントを麻移入しました。人工骨もいれています
人工骨の足りない部分にCGFを入れているところです。黄色いのがCGFです
ウィンドウ内にCGFを押し込んだところ
ウィンドウボーンをもどしたところ
CTをとったところ。みごとに挙上され人工骨がはいっていることがわかります
インプラントの上が白く丸くなっているのがサイナスリフトで人工骨が入っているところです。
減脹切開がきっちりできていれば縫合は複雑な方法を覚えなくても治ると思います。
翌日の傷口ですが、きれい治っているきているのが分かると思います