smileline dental clinic implant center blog
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マウスピース矯正インビザラインの治療について
2016年10月20日木曜日
数年前からマウスピース矯正のインビザラインを手がけ始めて、ようやく一つの症例が終わったので紹介したいと思います。マウスピース矯正も色んなメーカー、方法がありますが、当院ではマウスピース矯正を初めて開発したインビザラインを採用しております。歯形をとり模型上で歯を動かしてマウスピースを作る方法などが他にありますが、一回の歯形で後はコンピューターでマウスピースを作る方法はインビザラインだけです。マウスピース矯正のよいところはなんと言っても見た目がよいということ。透明のマウスピースを入れるので従来の矯正方法と比べて格段に見た目がよいので矯正を見た目でいやがっていた患者さんも受け入れやすい方法だと思います。しかし、すべての矯正治療がこの方法でうまくいけば従来の矯正方法は必要なくなる訳ですが、やはりすべての方法には一長一短が存在します。まず、マウスピースをご飯を食べる時以外四六時中ずっとつけてないといけません。一日でもさぼるとマウスピースの入りが悪くなります。次に治療期間がとても長くなります。従来のワイヤー矯正が2年くらいで終わるとするとこれは3年かかると思ってもらっていいです。マウスピースは歯を動かすための歯をつかむ力が弱いので思うように歯が動かないことが多いので何度かマウスピースを作り替えないといけません。また、最悪歯が動かない場合はワイヤーで矯正をお願いすることも可能性としてはあり得ると思います。ですからこの治療は比較的歯並びがあまり悪くない方への治療に適応するのが望ましいと考えられます。この紹介する患者様も一度マウスピースを全行程終えたもののシュミレーション通りに歯が動いておらず、もう一度型をとってマウスピースを作り替えた経緯を採らざるを得ませんでした。それらを踏まえてマウスピース矯正を当院ではこれから薦めていきたいと考えています。
大分県大分市でインプラント、all on 4 矯正 の治療をするならスマイルライン歯科
受付時間 月、木、金、土 10:00〜19:00
火、日 9:00〜14:00
tel 097−592−8844
初診の状態です。叢生(そうせい)も少なくインビザラインの適応と考え、始めました。
インビザラインのマウスピースを入れた状態です。
透明なので見た目はあまり目立ちません。これを2週間毎に変えていきます。
1年半後の治療終了後の状態です。マウスピースはまじめに付けてもらっていましたが、奥の噛み合わせ合っていないのが分かります。
型を取り直して新しいマウスピースを作り直しました。今度は顎間ゴムを使用してもらいます。インビザラインには保証制度があり、一定期間内は何度でもマウスピースを作製可能です
さらにそこから1年半後に治療終了です。今回は前回と違い奥歯が噛んでいるのが分かります。また犬歯誘導になっているのも分かります。
このようにマウスピースを再製しないとうまくいかないことがほとんどで、そのため、治療期間が必然的に長くなることがこの治療の欠点です。